マルチバトル上達のすすめ part.1
今回はマルチバトルで有用な組み合わせや構築、コンボについて解説したいと思います
組み合わせ
ギミック系
エルテラ(マニュテラ)
エルフーンやマニューラの袋叩きでテラキオンの正義の心を発動させ、岩雪崩で一気にダメージを与えられる。
マルチではダブルと比べて効果が薄いが、それでも1ターン猶予を与えるだけで攻撃力3段階上昇したテラキオンが誕生する。
エルフーンは追い風でマニューラは猫騙しでさらにサポートができる。
エルゲン
悪戯心嘘泣きであいてのDを2段階下げゲンガーで一気に攻めていく。
単純にメガゲンガーが強いだけ
先制追い風もすごい。アンコール金縛りのコンボも可能
マリキッス(マリバレル)
この指とまれor怒りの粉で攻撃を肩代わりし腹太鼓を安全に発動させられる。
マリルリがトリックルームでも追い風でもどちらでも扱える素早さを持っているので柔軟に戦えるのもよいポイント。
ホロウビアル
ケンホロウのピントレンズ強運辻斬りで確定でワルビアルの急所に当て、特性怒りのツボを発動させAが6段階上昇、あとは好きなように殴るだけで相手が壊滅する。
アロライコケコ
俗にいう電気軸。高火力と素早さ、そのお手軽さに加えてギミックの起動要因が最強クラスのアタッカーということもあり盤面制圧力がすさまじい。
ただし電気の通りの悪い構築には途端に火力不足に陥ってしまうのが弱点。
テテフライド(アギルダ―・ルチャブル)
テテフでフィールドはってサイコシードを発動させ、軽技を発動させ追い風や鬼火や日本晴れなど様々な妨害をし、その間にテテフに頑張ってもらう。
アギルダーは虫の抵抗で相手の火力を下げるということも可能。ルチャブルやジュカインなど軽業要員は幅広いポケモンを使える。
テテフではないカプでもできる。
ピッピグマ
ピッピでこの指を押し安全に腹太鼓ができたら神速で全員倒すだけ。全体攻撃に弱いというデメリットはあるが、マッスグマは木の実で太鼓を打った後に全回復できるためそこまで弱いというわけではない。
誓い
専用技○○の誓い。
これらは組み合わせることで威力150でなおかつ特殊なフィールドを生み出す技に変化する。この技があるため御三家統一が割と現実的にできるように。
炎+草の誓い
炎タイプ威力150 4ターンの間炎タイプ以外は8分の1のダメージを受ける
晴れパに組み込めば補正も込みですさまじいダメージを与えられる。
草+水の誓い
草タイプ威力150 4ターン相手の素早さを4分の1にする
電磁波がない今、この技が最強の素早さ操作技になっている。
トリル系
ツンデマル
トゲデマルの猫+トリルを防げなければ一瞬で勝負が決まる。
トゲデマルの素早さは5なのでトリックルーム下では一番早く、頑丈と木の実ジュース込みで先制がむしゃらを簡単に決めることができる。先制技はつらいが悠長にトゲデマルを倒しているとトリル下最強のツンデツンデが襲い掛かってくる。
ユータンバクーダブルル
トリル+さいはいを利用したコンボ
トリルを張りバクーダとさいはいで二回噴火をを打つ。圧倒的制圧力が魅力。
ブルルを出すことで天敵の水タイプや地震から守る。
バクーダに自然の力を入れとけばグラスフィールド下で打つとエナジーボールになるので、レヒレに強く出られる。
天候系
晴れ
リザバナ
葉緑素を起動させて一気に攻撃する並び。先述の誓いも採用できるため相当な制圧力を持っている。マンダが重いので対策必須。
コータスドレディア
晴れ下では最速のお先にどうぞ要員になるドレディアでコータスに噴火をさせる。
天候合戦に弱く特に雨と当たってしまったら目も当てられない。
制限ルールで輝くタイプの構築。
雨
トノグドラ
古の時代からある並び。濁流をZ にすることで水技一つで全体と単体攻撃を分けられるようになるなど強化も入っており、刺さる相手にはとことん刺さる。
ペリラグルンパ
近代の雨パはたいていこれ。ぺリラグの並びを初手に作るだけで対策してない相手にはすさまじい圧力を与えられる。
ラグは地震を打てるし、数値の暴力で不利な状況も打開できる。
ルンパッパは雨パの対策になる呼び水やマンダにも強いため、雨パではなくルンパッパの対策が必要になるため従来の雨パ対策が効きずらい。
霰
ノオーゲッコ
高速吹雪使いであるゲッコウガで吹雪を打って制圧する並び
霰枠はアロキュウでもバイバニラでもなんでもいい
がとんでもなくきついので構築をうまく組む必要がある。
具体的な構築
スタンダート系
CHALK
6世代環境を支配していた並び。昔はボルトをいれていたがその枠がレヒレになった。
ガルーラ自体は弱体化されたもののレヒレの追加により異常状態事故が大幅に減少しむしろ安定感が上がってしまった。
モロバレルも以前ほどの安定感はないのでラスト2枠は基本自由枠で
などがよく入っている。
テテフ(レヒレ)グロス
グロス+カプ+威嚇枠で盤面を制圧していく。グロス軸には威嚇が効きずらくタイプも優秀であるため最強の一角に君臨している。S操作は主に追い風。
トリルや天候系の対策でバレルやバンギラスが採用されている。
リザYスタン
晴れ高火力熱風とジャラランガZ で受けを決して許さない。きついレヒレや雨に切り返しのできるツルギが採用されている。
トリルに対して弱いため鉢巻を持たせ、トリル下で暴れることのできる
採用していることも多い。
サナガエン
CHALK・リザスタン・テテフグロスの3竦みから脱却するために開発された構築。
サナの物理耐久の低さを2体の威嚇で守り一貫性の高いハイボを使う。
トリルと追い風が両方採用されているためどんな構築にも器用に立ち回れる。
S操作技を押せないと全員が中速気味なので戦いずらい。
ゲンガエンピッピ
火力は高いが絶妙に耐久が足りないゲンガーブルルジャラランガをフレンドガードとこの指、ガエンの威嚇で延命し高火力を押し付ける構築。
ピッピが催眠を牽制し、カビゴンもいるのでトリル相手もそこそこ戦うことができる。
トリル系
ツンデマル
従来のトリル構築のトリル役+アタッカー+猫騙し枠の3枠をツンデマルの2体だけで果たせてしまうため、構築にそれ以上余計なポケモンを入れる必要がなく破格の柔軟さを持っている。
格闘とガルがとんでもなく重いので威嚇とこの指ができるマンダバレル、ナットレイで詰まないゴZガルドを入れている。
天候系
雨
スタンダート系
いつものペリラグルンパに脳死雷連打がアホほど強いコケコさんと雨で弱点が減って
苦手なトリル構築に対して強く出られるナットガルドが入っている一番スタンダートな構築。
あたりも採用候補に入る。格Zトルネロスとかもいい味出してくれる。
限界雨
ほぼこれでメンツは固定。ワンチャン変えるとしたらグドラの枠にブルルかコケコを入れてフィールドの恩恵を得られるようにするくらい。
水技が一見一貫してなくても、すいすい2匹の圧倒的パワーで無理やり一貫させる。
がありえないほど重い。上記3体にはもれなく高確率で
がついてきて天候合戦までしなければならない (ほかの雨構築より雨への依存度が高いため天候を取られると致命傷) ので技構成や立ち回りでカバーする必要がある。
雨クチブルル
雨でクチートの弱点の炎を弱め、地面に対してはルンパとブルルでにらみを利かせる。この系統の構築は雨要因にもスカーフなどを持たせてアタッカーとして活躍してもらうことも多い。
雨で危険なポケモンを倒し、トリルを安全に打つ。雨の上からの制圧力とトリルの下からの制圧力を組み合わせたおしゃれな構築。
などが採用されることもある。ゴチルゼルはニョロトノと滅びで展開し、ドランは滅茶苦茶重たいガルドなどの鋼の処理がメイン。クレセの採用理由はほぼ数値。
雨サナバレル
ガルーラ系統に対して強く出られる威嚇+サナバレルと高速岩雪崩やメガリザ軸に対して対抗できる雨の要素を組み込んだ6世代で作られた構築。雨クチートと同じトリルと雨のハイブリット構築でトリルでガンガン切り返していく。
威嚇枠には猫騙し、ブルル対策、クッションなど様々な役割を担えるガエン
鋼枠はトリル下で強くまんべんなく対応が可能なゴZガルドを採用している。
砂
バンドリマンダ
バンドリの主軸が威嚇に対して弱いため、ランドガエンに対して牽制が効くミロカロスはほぼ確定。格闘地面に対して強く、威嚇で負担を軽減できるマンダ。バシャキザンの並びがしんどいのでレヒレ、ラストは格闘に強くまたもまんべんなく対応できるガルド。
他の採用候補としては二重に威嚇を加えることのできるおじさんやレヒレを牽制するサンダ―あたりだろうか。バンギをメガにすると天候合戦にめっちゃ強くなるのでおすすめ。